전당포 PAWN SHOP 当铺 Sanglaan casa de empeños
質屋というと、最近の若い人には馴染みが薄いかもしれませんが、昭和の時代には、川越市にも多くのお店が営業しており、お金を借りると言えば、質屋に走ったものです。
質屋のシステムは至って簡単です。急にお金が必要になった時に、自分が持っている品物を預けて、お金を借ります。期限までにお金が返せなければ、預けた品物は質屋のものとなり、そこで販売されます。買取と似た制度ではありますが、買取の場合は、あくまでも自分の持ち物を売って得たお金であり、質屋は自分の所持品を担保にお金を借りることですから、根本的なシステムが異なります。
川越市でも質屋は、最盛期に比べると店舗数は減少しているものの、今でも多くの店舗が営業しています。質屋に預ける品物と言えば、かつては時計やブランド品のバックなどが相場でした。しかしながら、現在ではこれらの品物に加え、ゲーム機を質に入れる人が増えてきています。
以前であれば考えられなかったことですが、これも時代の流れです。言い替えれば、最近の若い人たちは、おしゃれよりもゲームにお金を費やしていることがわかります。もちろん川越市の質屋では、価値があるゲーム機であれば、お金を借りることは可能です。
ゲーム機の普及により、質屋が再度クローズアップされ、より身近な存在だと感じている人も少なくありませんが、借金をしているという感覚は忘れてなりません。
買取であれば手元に残りませんが、質屋であれば取り戻せると、利用し続けていると、結局、何も残らないことになりますから、計画的に利用すべきです。