こんにちは！質屋かんてい局上尾駅前店スタッフです！

皆様は初めてご購入された時計の、購入に至った経緯や決めては覚えていらっしゃいますか？？

デザイン、ブランド、値段etc…色々な基準がある中で、時計好きなら絶対気にしてしまう部分があります……

それが「ムーブメント」です！

本日は機械式ムーブメントの基本的な用語を中心に解説いたします！

↓↓↓店舗の場所はコチラ↓↓↓

質屋かんてい局上尾駅前店

上尾駅西口バス停から徒歩１分！イトーヨーカドー(上尾ショーサンプラザ)さん、スポーツジム　ゼクシスさん、モッズヘアさんのすぐ近くです！

機械式腕時計の歴史と仕組み

機械式腕時計の歴史をすべてしっかりとお話すると、多分、辞書1冊分ぐらいの厚みなるので

今回は、ざっくりと年表にしてみました！

ご覧ください！

機械式ムーブメントの歴史

機械式ムーブメントは、何世紀にもわたって時計の動力源として使用されてきました。

その歴史は、17世紀にまで遡ります。

17世紀

1657年：オランダの時計職人、クリスティアーン・ホイヘンスが振り子時計を発明。

1675年：イギリスの時計職人、トマス・トムピオンがアンクルとガンギ車を発明。

18世紀

1704年：イギリスの時計職人、ジョージ・グラハムがデッドビート脱進機を発明。

1764年：スイスの時計職人、ピエール-オーギュスト・ルソーがシリンダー脱進機を発明。

19世紀

1806年：スイスの時計職人、アブラアン-ルイ・ブレゲがトゥールビヨンを発明。

1844年：スイスの時計職人、アドルフ・ランゲがクロノグラフを発明。

20世紀

1926年：イギリスの時計職人、ジョン・ハーウッドが自動巻き時計を発明。

1957年：スイスの時計メーカー、エテルナが世界初のボールベアリングローター自動巻きムーブメントを発表。

1969年：日本の時計メーカー、セイコーが世界初のクォーツ時計を発表。

21世紀

21世紀に入ってからも、機械式ムーブメントは高級時計の主要な動力源として依然として使用されています。

近年は、複雑機構やオシレーターなど、新しい技術を取り入れたムーブメントも開発されています。

機械式ムーブメントの基本的な仕組み

多くの機械式腕時計の基本的な動作は以下の通りです。

機械式ムーブメントは、「ゼンマイ」の力で動きます。

そのゼンマイを収納する「香箱」、香箱からの動力を伝える歯車「輪列」、その動力が「ガンギ車」に伝わり「アンクル」を動かし、

その動きに合わせて「テンプ」が振動、アンクルはテンプの振動周期に合わせてガンギ車を止める・進めるを繰り返し

全ての歯車の回転速度を調整します。

このほかにも機械式の特徴を持ちつつも、動力に電池を使う電磁テンプや音叉式など機械式とクォーツの狭間に開発された機構があり、

機械式とクォーツ双方の良さを持つセイコー独自機構「スプリングドライブ」などがあります。

機械式ムーブメントの魅力

機械式ムーブメントは、基本的には電池を必要とせずゼンマイの力で動く時計の動力源です。

極めて精密な機械部品で構成されており、製造には高い技術力と経験の蓄積が必要です。

機械式ムーブメントの魅力を1～7までまとめてみました！

1. 独特の質感と動き

機械式ムーブメントは、秒針が滑らかに動くスイープ運針が特徴です。

これは、クォーツ時計の秒針のように1秒ごとにカチカチと動くステップ運針とは対照的なものです。

また、機械式ムーブメントは、ローターの回転やゼンマイの巻き上げなど、機械的な動きを目で楽しむことができます。

2. 高級感

機械式ムーブメントは、高価な材料と高度な技術で作られています。

そのため、クォーツ時計よりも高級感があります。

3. 長く使える

機械式ムーブメントは、定期的なメンテナンスを行うことで、長く使用することができます。

中には、100年以上も使用されている機械式ムーブメントもあります。

4. 資産価値

希少性の高い機械式ムーブメントは、資産価値が高くなることがあります。

5. コレクターズアイテム

機械式ムーブメントは、コレクターズアイテムとしても人気があります。

6. 技術の粋

機械式ムーブメントは、数百年の歴史を持つ精密機械の芸術作品です。

7. ロマン

機械式ムーブメントは、電池に頼らずに動く、機械的なロマンを感じさせてくれます。

汎用ムーブメント(エボーシュ)とは

時計について調べていくと、「エボーシュ」という言葉に出会うことがあります。

知っている方にとっては今更？と思うかもしれませんが、意外とその意味をご存じない方も多いのではないかと存じます。

機械式のムーブメントについて語る上で、避けては通れない用語になるので、しっかりと解説いたします。

エボーシュとはフランス語で「下書き」「草案」といった意味で、時計業界では

ムーブメント製造を専業とするメーカーが作った汎用ムーブメントのことです。

有名どころはスイスの「ETA」、「セリタ」、「ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ」、「ラ・ジュー・ペレ」など、

日本の「ミヨタ」、「セイコーインスツル」 、中国の「シーガル」などです。

上記のメーカーはいわゆる普及品クラスの時計に搭載されることが多いのですが、

エルメスやリシャール・ミルに採用にされている「ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ」のように

高級ライン向けのエボーシュメーカーも存在します。

また、「シーガル」のように普及品クラスをメインとしつつも過去の傑作ムーブメントのパテントを取得し現代に復刻したり、

複雑機構として名高いトゥールビヨンを製造できる高い技術力をもつメーカーもあり、侮ることはできません。

また、リシュモングループ傘下の「ヴァル・フルリエ」は同傘下メーカー向けにムーブメントを開発しており、カルティエなどに採用されています。

スウォッチグループ傘下の「ETA」は同じく傘下のオメガなどにムーブメントを提供しています。

ETAは古くから数多くのメーカーにムーブメントを供給しスイス時計産業を支える存在でしたが、グループ内企業以外には今後ムーブメントを提供しないとする、

「ETA2020年問題」など色々な意味で議論をよぶメーカーでもあります。

エボーシュ＝良くない？

汎用ムーブメントはダメで自社製ムーブメントが良い、という話を耳にすることがあるかと思います。

さて、この「自社製ムーブメント」とはなんなのか？

ネジの一本からゼンマイに至るまで作っているのか？

どこまで作っていれば自社製ムーブメントといえるのか？

という疑問がわいてきませんか？

もちろん、何から何まで自社製というブランドもあります。

そういったメーカーを「マニュファクチュール」とよびます。

しかし、それを実現するには非常に大掛かりな設備と資金が必要になります。

また、マニュファクチュールを掲げるメーカーであっても「ヒゲゼンマイ」など

非常に高度な技術と設備を要する部品は外部に頼るケースが多いのが実情です。

文字盤や針やヒゲゼンマイなど全ての部品を自社で製造してることを標榜している

メーカーは「セイコー」と「ロレックス」のみとなります。

では自社製ムーブメントとはどういうものか？

結論からいうと、汎用ムーブメントを改良したものがほとんどです。

エボーシュメーカーから供給されたムーブメントを自社でパーツを交換ないし加工するなどし、

他社に供給していないものを自社製ムーブメントと称します。

また、オメガなどのようにグループ内のエボーシュメーカー(ETA)に協力を仰いだり、

チューダーのように自社用のムーブメントの製造や設計を行う会社(ケニッシ)を設立する

ことで自社製ムーブメントを作り上げるブランドもあります。

さて、長くなりましたが汎用ムーブメントは「良くない」のかという本題についてですが、

端的に申し上げるなら「良い」です。

そもそも論、「良くない」なら多くのブランドで汎用ムーブメントが採用されるはずがありません。

スイスの時計産業は多くのサプライヤーがあり、そこから調達した部品をメーカーが組み上げるという分業体制が当たり前でした。

ですので、スイス時計産業の基本は「分業」で「汎用ムーブメント」を使用するのは「普通」のことなのです。

長きにわたり採用され続けているETA2824系ムーブメントはその採用数の多さなどからよく槍玉に挙がりますが、

採用数の多さはそれだけ優れている証拠で、誕生から今日に至るまで膨大な生産量があり、その過程で洗練され改良され続けているムーブメントなのです。

また、流通の多さからノウハウが蓄積されているため、メンテンナンス性も高いという利点もあります。

では、なぜ、汎用ムーブメント＜自社製ムーブメントの図式になっているのか？

もちろん、自社製ムーブメントの方が、より精度や仕上げ、歩度調整にこだわっているという部分もあります。

しかし、前述した通りきちんと整備された汎用ムーブメントであれば実用レベルでは全く支障がありません。

結論としては、高級時計＝ステータスという面が強調されているから、と言えそうです。

というのも、機械式腕時計は実用性からより趣味性の高いものに変化しているため、ムーブメントが単に優れているということ以上に

所有することの満足感やステータス性が重要視されるようになっています。

その高級品としての価値の裏付けには顧客が納得するようなしっかりとしたストーリーが必要になり、

各メーカーは挙って、自社の来歴や功績、自社製ムーブメントをアピールするようになりました。

また、前述したETA2020問題のようにムーブメントの供給がいずれストップするかもしれないという危機感も

関係がありそうです。

手巻きか？自動巻きか？

機械式のムーブメントには「手巻き」と「自動巻き」があります。

こちらも知っている方からすれば当たり前のことかもしれません。

が、今回は機械式のムーブメントをしっかり解説していく記事となりますので、

私なりに解説いたします！

手巻き式

手巻き式はゼンマイを手動で巻き上げるタイプで、機械式腕時計の原点ともいえる構造です。

メリット

・自動巻きよりもシンプルな構造で故障が少ない。

・シンプルな構造のためケースを薄く、小さなサイズにできる。

・自動巻きよりもオーバーホール代や修理費用を抑えられる場合がある。

デメリット

・基本的には毎日、決まった時刻にゼンマイを手で巻く必要がある。

・ゼンマイの巻き上げ量が足りなくなると精度が不安定になる。

・巻き慣れていないと、ゼンマイを切ってしまう事がある。

腕時計の最もアナログな機械です。

デメリットもありますがそのシンプルさや手間が逆に魅力となっている部分もあり、ハマる方はとことんはまってしまう。

そんな魅力があります。

自動巻き

自動巻きはローターと呼ばれる半円形の振り子が付いており、腕の動きや歩行などの日常動作により

振り子を回転させゼンマイを巻き上げる構造です。

ほとんどの機械式腕時計は現在、自動巻きを採用しています。

メリット

・手巻き式と違いローターがゼンマイを巻いてくれるので、手動でゼンマイを巻き上げる必要がない。

・日常動作でローターが回転しゼンマイを巻き上げてくれるので精度が安定している。

・現在、自動巻きが主流なため選択肢が多い。

デメリット

・手巻きよりパーツが多いため、重く、大型になりやすい。

・パーツ多さゆえに手巻き式よりも故障のリスクがある。

・オーバーホール代、修理代が手巻きよりも割高になる場合がある。

・手巻き機能付きの場合、巻き終わりが分かり辛く、ゼンマイを切ってしまう場合がある。

以上、ざっくりとですが、それぞれの特徴やメリット、デメリットを解説させて頂きました。

自動巻きと手巻きに優劣があるのか？という疑問には色々な議論があるかと思いますが、ハッキリ言って使用される方の趣味次第ではないかと思います。

一般論としては自動巻きの方が使用し続ける状況下では精度が良いとされていますが、手巻きも定期的巻き上げておけば

そういった精度の差などは無いに等しいと言えるからです。

最後に

 本日は機械式のムーブメントについて解説いたしました。

いかがだったでしょうか？

機械式のムーブメントについて興味や関心を持っていただけた幸いです。

かんてい局上尾駅前店ではロレックス、オメガ、タグホイヤー、カルティエといった海外ブランドはもちろん、

セイコーやシチズン、オリエントなどの国産腕時計を高価お買取りしております！

また、不動品、ジャンク品であってもお取り扱いできるお品物は沢山あります！

手放したくないお品物については質預かりもできますので、

そちらもぜひご検討ください！

↓↓↓質預かりの詳細は下記をご覧ください！↓↓↓

【当店のランクについて】

新品：全くの新品で未使用

未使用品：新品同様(展示傷、1～2回使用と思われる多少の傷あり

特上品：多少の小・中傷はあるが、かなり程度が良い状態

USED-A：小・中傷がある状態

USED-B：目立つヨゴレなど、そこそこの使用感がある状態

USED-C：かなりの使用感、ヨゴレ、シミなどがある状態

【買取金額と質預かりの金額の差はあるの？】

買取では買取後すぐに店頭販売出来るため、買取時の相場から大きく変わる前に販売出来ます。

一方で、質預かりでは長期でお預かりさせて頂く場合もあり、その間に相場が変わってしまうリスクがあります。

そのため、質預かりでは買取よりも少々低い金額になります。

※金額はお持ち頂いたときの相場・お品物の状態・在庫状況によって変わります。

上記はあくまでも参考としてお考えください。

【質屋かんてい局ではブランド品以外にも様々な商品を取り扱っております。】

取り扱い商材

バッグ、時計、財布、ジュエリー、貴金属（金・プラチナ）、宝石（ダイヤ他）、携帯（アイフォン・スマートフォン）、骨董、釣り具、電化製品、ゲーム機、お酒（洋酒・国産酒）、古銭、金貨、商品券、切手、株主優待券、ギフト品、着物、古着など記載以外のお品物でもご相談ください。

かんてい局上尾駅前店は、そんなお客様の気持ちにお応えします！

【質預かりもご検討下さい！】

「新型コロナで仕事が激減して収入が下がってしまった・・・」

「物価が高騰しているのに収入が変わらず生活が苦しい・・・」

「冠婚葬祭で今月ちょっぴりピンチ・・・」

「欲しいものがあるけど、ちょっとお金が足りない・・・」

「「「「かといって、コレは売りたくない・・・」」」」

そんなときは質預かりという選択もあります！！

質預かりなら、「お品物を手放すことなく即日現金でご融資可能です！」

・大切なお品物を手放さなくてもOK！

・キャッシングの様な審査はありません！

・即日現金にてご融資いたします！

・お品物に応じた金額までなので借り過ぎることもありません！

・お品物が担保になっているのでご返済できなくても大丈夫です！

・期限内(3カ月)にご返済頂けなくとも督促電話や書類の送付等は一切ありません！

・信用情報にキズも付きません！

質預かりはお客様からお預かりさせて頂いたお品物が担保になっているので、厳密には借金ではありません。

安心安全な質預かりをぜひご検討ください！

전당포 PAWN SHOP 当铺 Sanglaan casa de empeños